『孫子』は、『戦国大名』に続くマルチ・プレイヤーズ・ゲームの第二弾としてエポック社からリリースされました。目新しいシステムはなく、簡単すぎず、複雑すぎずオーソドックスにまとめられた作品です。移動は、アバロンヒル社のディプロマシー等でお馴染みの完全プロット方式を採用しています。舞台は2,500年以上前の中国の春秋戦国時代で、秦の始皇帝が全土を統一するまでの約５００年間を扱っています。中国もので三国志以外をテーマにしているところが、このゲームの売りだと思います。一番の特徴は、「天命カード」の存在です。内戦、凶作、浪費、天災、疫病など、悪いイベントの発生率が極めて高く、特に天中殺カードを引き当てた場合は最悪です。蛮族が侵入し、悪くすると１００年近く暴れまわるのでプレイヤーは討伐で手一杯になってしまいます。「天命カード」が巻き起こす厄災や他のプレイヤーとの戦い、駆け引きを乗り越え、最終的に徴税額が一番多いプレイヤーが勝利者となります。シナリオは５本用意されていますが、その他にも付録ゲームが１本収録されています。■シナリオ〔５本＋α〕１.春秋時代２.春秋フリーセットアップ３.戦国時代４.戦国フリーセットアップ５.古代中国６.付録ゲーム：秦の崩壊箱・・・・・・・・・・並品（シミあり）マップ・・・・・・・・良品ルールブック・・・・・並品（表紙に若干のシミあり）ユニット・・・・・・・良品（未カット）天命カード・・・・・・良品（未カット）孫子ミニマップ・・・・良品トレー・・・・・・・・良品サイコロ・・・・・・・欠品サイコロのみ欠品しております。ルールブックで確認しましたが6面のサイコロを２つ用意して頂ければ問題なく遊べる様です。ご不明な点などございましたら、お気軽にご質問ください。