こちらコスタンティーノのスカルピーノ（SARTORIA SCARPINO）時代のスーツで、
十年以上前に仕立てたものです。
ボタンホールにほつれが見られますが
貴重すぎてほとんど袖を通さずにおりました。

生地は、1920年、フェルディナンド・インパラートによって創設され、現在もナポリを代表する名門として知られるマーチャントブランドARISTON（アリストン）のsuper120
ここ数年メンズ雑誌でも取り上げられるようになっている、注目株の生地の一つでキートン、ブリオーニ、イザイアのような伊高級ブランドに素材を提供しています。国内価格70万円位となります。サイズ４8相当。

サルトリア スカルピーノは、
1967年生まれのコスタンティーノ・プンツォが手掛ける、
100年前と変わらぬ手縫いの技法を用いて仕立てたスーツブランドです。
ピサ大学で数学を学んだ後、21歳のときにクラシコイタリアの名店ロンドンハウスで働きます。
このとき名サルト、フェリーチェ・ヴィゾーネ氏に出会い、以後パートナーとして専任のフィッター（モデリスト）になりました。
現在、自らの名を冠した「コスタンティーノ」のフィッターとして、受注会の際に度々来日しており、
またナポリのシャツの名門ルチアーノ・ロンバルディとのス・ミズーラや、
パスクァーレ・モーラ氏とのパンツ製作（プレタポルテではアンティコ パンタローネ）、
ネクタイのフランチェスコ マリーノ（ペル コスタンティーノ）のフィッターとしても活躍しています。
非常に贅沢で最高の職人軍団です。

ソフトタッチな極上のヴィンテージウール生地を使用した、
ソラーロに近い3つボタンテーラードジャケットです。
丁寧にいせ込まれた立体的な肩、手間のかかるハンドボタンホール、
きっちりと柄合わせされたポケット等、随所に熟練した職人の手仕事が光る手の込んだ一着。
華やかさがありながらクラシカルな雰囲気もお楽しみ頂ける
正統派クラシコイタリア～ナポリ仕立ての
最高峰サルトフィニート物で、春秋シーズン向けスーツです。

ビームスのクリエイティブディレクター、中村達也さんも所有する
貴重なお宝服を紹介する「中村アーカイブ」でも
まさに一生モノの贅沢を極めた紳士の究極クラシックスタイルの頂点として
COSTANTINOの前身：Sartoria SCARPINOが紹介されていました。

サイズが合えばお得な商品です。

ジャケット
テーラードジャケット
シングル
3つボタン
段返り
サイドベンツ
背抜き
本切羽
内側ポケット2

着丈80cm
肩幅45cm
袖丈61cm

パンツ
ウエスト43cm×2
ダブル4.5cm
裾幅18.5cm
股下73cm


シングル仕立て
ボタンフライ